パントテン酸が多く含まれる食品と食事摂取基準、欠乏と過剰摂取

日本食品標準成分表2015年版(七訂)に基づき、パントテン酸が多く含まれる食品および、少なく含まれる食品をランキング形式で紹介しています。

食品群や水分量で絞り込んだりすることもできます。

 

また日本人の食事摂取基準(2015年版)から、パントテン酸の食事摂取基準と、欠乏症・過剰症も紹介しています。

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パントテン酸が多く含まれる食品

食品群や水分量で絞り込んだり、含まれる量が少ない順に並び替えることができます。

最大表示件数は300件まで増やすことができます。

個別食品名をタップすると「文部科学省 食品成分データベース」の食品成分ページを表示します。

順序・件数・絞り込み条件

ランキング

可食部 100 gあたり

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( ): 推定値, -: 未測定, Tr: 微量

日本食品標準成分表2015年版(七訂)より

パントテン酸の食事摂取基準

mg/日

性別男性女性
年齢等目安量目安量
0~5(月)44
6~11(月)33
1~2(歳)33
3~5(歳)44
6~7(歳)55
8~9(歳)55
10~11(歳)66
12~14(歳)76
15~17(歳)75
18~29(歳)54
30~49(歳)54
50~69(歳)55
70以上(歳)55
妊婦5
授乳婦5

日本人の食事摂取基準(2015年版)より

パントテン酸の摂取

基本的事項

 食事摂取基準は、パントテン酸量で設定した。パントテン酸は、細胞中では補酵素A(コエンザイムA、CoA)、アシルCoA、アシルキャリアたんぱく質(ACP)、4́─ホスホパンテテインとして存在する。これらは消化管でパントテン酸にまで消化されたのち、体内に取り込まれるため、パントテン酸と等モルの活性を示す。

 パントテン酸の生理作用は、CoA やACP の補欠分子族である4́─ホスホパンテテインの構成成分として、糖及び脂肪酸代謝に関わっている。

欠乏

 パントテン酸は、ギリシャ語で「どこにでもある酸」という意味で、広く食品に存在するため、ヒトでの欠乏症はまれである。パントテン酸が不足すると、細胞内のCoA 濃度が低下するため、成長停止や副腎傷害、手や足のしびれと灼熱感、頭痛、疲労、不眠、胃不快感を伴う食欲不振などが起こる。

過剰摂取

 通常の食品で可食部100 g 当たりのパンテトン酸含量が5 mg を超える食品は、肝臓を除き存在しない。通常の食品を摂取している人で、過剰摂取による健康障害が発現したという報告は見当たらない。

 ヒトにパントテン酸のみを過剰に与えた報告は見当たらない。注意欠陥障害児に、パントテン酸カルシウムと同時に、ニコチンアミド、アスコルビン酸、ピリドキシンを大量に3 か月間にわたり与えた実験では、一部の者が、吐き気、食欲不振、腹部の痛みを訴えて、実験を途中で止めたと記載されている127)

参考文献

127)Haslam RHA, Dalby JT, Rademaker AW. Effects of megavitamin therapy on children with attention deficit disorders. Pediatr 1984 ; 74 : 103─11.

日本人の食事摂取基準(2015年版)より

まとめ

いかがでしたでしょうか。

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ぜひ参考にしてみてくださいね。

以上、パントテン酸が多く含まれる食品と食事摂取基準、欠乏と過剰摂取でした。

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