面グラフ
線グラフとレーダーチャートの両方のグラフは、データセットオブジェクトの fill
オプションをサポートしています。これは、2つのデータセットの間、またはデータセットと境界の間に面(塗りつぶし領域)を作成するために使用できます。 境界には、origin
または、start
、end
を指定できます。(塗りつぶしモードを参照してください)。
注:この機能は
filler
プラグインによって実装されています。
塗りつぶしモード
モード | 型 | 値 |
---|---|---|
データセット番号の絶対値 1 | Number |
1 , 2 , 3 , ... |
データセット番号の相対値 1 | String |
'-1' , '-2' , '+1' , ... |
境界 2 | String |
'start' (グラフの下端), 'end' (グラフの上端), 'origin' (y = 0) |
無効 3 | Boolean |
false |
1 データセットの埋め込みモードがバージョン2.6.0で導入されました
2 バージョン2.6.0より前では、境界値は'zero'
,'top'
,'bottom'
です(非推奨)。
3 下位互換性のためfill: true
(初期値)はfill: 'origin'
と同値です。
例
new Chart(ctx, {
data: {
datasets: [
{fill: 'origin'}, // 0: 'origin'まで塗る
{fill: '+2'}, // 1: データセット3まで塗る
{fill: 1}, // 2: データセット1まで塗る
{fill: false}, // 3: 塗らない
{fill: '-2'} // 4: データセット2まで塗る
]
}
})
設定
オプション | 型 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|---|
plugins.filler.propagate |
Boolean |
true |
ターゲットが非表示のとき広がって塗る。 |
propagate
Boolean (初期値: true
)
true
の場合、非表示のデータセットのfill
値によって定義された値まで、塗りつぶし領域が再帰的に拡張されます。
例
new Chart(ctx, {
data: {
datasets: [
{fill: 'origin'}, // 0: 'origin'まで塗る
{fill: '-1'}, // 1: データセット0まで塗る
{fill: 1}, // 2: データセット1まで塗る
{fill: false}, // 3: 塗らない
{fill: '-2'} // 4: データセット2まで塗る
]
},
options: {
plugins: {
filler: {
propagate: true
}
}
}
})
propagate: true
の場合
- データセット2が非表示の場合、データセット4はデータセット1まで塗られます。
- データセット2と1が非表示の場合、データセット4は'origin'まで塗られます。
propagate: false
の場合
- データセット2および/または、4が非表示の場合、データセット4は塗られません。