バブルチャート
バブルチャートは、同時に3次元のデータを表示するために使用されます。バブルの位置は、最初の2つの次元および対応する水平および垂直軸によって決定されます。第3の次元は、個々のバブルのサイズによって表されます。
使用例
// For a bubble chart
var myBubbleChart = new Chart(ctx,{
type: 'bubble',
data: data,
options: options
});
データセットのプロパティ
バブルチャートでは、各データセットに対していくつかのプロパティを設定できます。 これらは、特定のデータセットの表示プロパティを設定するために使用されます。 例えば、バブルの色は一般にこの方法で設定されます。
名前 | 型 | スクリプト可能 | インデックス可能 | 初期値 |
---|---|---|---|---|
backgroundColor |
Color |
Yes | Yes | 'rgba(0,0,0,0.1)' |
borderColor |
Color |
Yes | Yes | 'rgba(0,0,0,0.1)' |
borderWidth |
Number |
Yes | Yes | 3 |
data |
Object[] |
- | - | 必須 |
hoverBackgroundColor |
Color |
Yes | Yes | undefined |
hoverBorderColor |
Color |
Yes | Yes | undefined |
hoverBorderWidth |
Number |
Yes | Yes | 1 |
hoverRadius |
Number |
Yes | Yes | 4 |
hitRadius |
Number |
Yes | Yes | 1 |
label |
String |
- | - | undefined |
pointStyle |
String |
Yes | Yes | circle |
rotation |
Number |
Yes | Yes | 0 |
radius |
Number |
Yes | Yes | 3 |
ラベリング
label
は、データセットに結び付けられたテキストを定義します。これは凡例とツールチップに現れます。
スタイリング
各バブルのスタイルは、次のプロパティで制御できます。
名前 | 説明 |
---|---|
backgroundColor |
バブルの背景色。 |
borderColor |
バブルの境界線の色。 |
borderWidth |
バブルの境界線の太さ (ピクセル単位)。 |
pointStyle |
バブルの形状 |
rotation |
バブルの回転角度(度単位)。 |
radius |
バブルの半径 (ピクセル単位)。 |
undefined
の場合、これらの値はすべて関連するelements.point.*
オプションで代替されます。
インタラクション
各バブルとのインタラクションは、次のプロパティで制御できます。
名前 | 説明 |
---|---|
hoverBackgroundColor |
マウスオーバー時のバブルの塗り色。 |
hoverBorderColor |
マウスオーバー時のバブルの境界線の色。 |
hoverBorderWidth |
マウスオーバー時のバブルの境界線の太さ(ピクセル単位)。 |
hoverRadius |
マウスオーバー用のバブルの追加半径(ピクセル単位)。 |
hitRadius |
マウスオーバー検出のためにバブル半径に追加される半径。(ピクセル単位)。 |
undefined
の場合、これらの値はすべて関連するelements.point.*
オプションで代替されます。
デフォルトオプション
また、バブルチャートのデフォルト値を変更することもできます。そうすることで、その時点以降に作成されたすべてのバブルチャートが新しい初期値を持つことになります。バブルチャートのデフォルト設定はChart.defaults.bubble
でアクセスできます。
データ構造
バブルチャートデータセットには、点のdata
配列が含まれている必要があります。各点は、次のプロパティを含むオブジェクトによって表されます。
{
// X 値
x: <Number>,
// Y 値
y: <Number>,
// バブル半径(ピクセル単位, スケールされない)
r: <Number>
}
重要: 半径の設定において、r
はグラフでスケールされません、キャンバスに描画されるバブルのピクセル単位の生の半径です。