レーダーチャート
レーダーチャートは、複数のデータ点とそれらの間の変動を表示する方法です。
これらは、2つ以上の異なるデータセットを比較する場合によく使用されます。
使用例
var myRadarChart = new Chart(ctx, {
type: 'radar',
data: data,
options: options
});
データセットのプロパティ
レーダーチャートでは、各データセットに対していくつかのプロパティを指定できます。 これらは、特定のデータセットの表示プロパティを設定するために使用されます。 例えば、線の色は一般的にこの方法で設定されます。
すべてのpoint~
プロパティは配列として指定できます。 これらが配列値に設定されている場合、最初の値は最初の点に適用され、2番目の値は2番目の点に適用されます。
名前 | 型 | 説明 |
---|---|---|
label |
String |
凡例とツールチップに表示されるデータセットのラベル。 |
backgroundColor |
Color |
線の下の塗りつぶしの色。色を参照してください。 |
borderColor |
Color |
線の色。色を参照してください。 |
borderWidth |
Number |
線の幅(ピクセル単位)。 |
borderDash |
Number[] |
ダッシュの長さと間隔。MDNを参照してください。 |
borderDashOffset |
Number |
ダッシュのオフセット。MDNを参照してください。 |
borderCapStyle |
String |
線のキャップスタイル(端の形状)。MDNを参照してください。 |
borderJoinStyle |
String |
線の結合スタイル。MDNを参照してください。 |
fill |
Boolean/String |
線の下の領域を塗る方法。面グラフを参照してください。 |
lineTension |
Number |
線のベジェ曲線の張力。直線を描くには0に設定します。 |
pointBackgroundColor |
Color/Color[] |
点の塗りつぶし色。 |
pointBorderColor |
Color/Color[] |
点の境界線の色。 |
pointBorderWidth |
Number/Number[] |
点の境界線の幅(ピクセル単位)。 |
pointRadius |
Number/Number[] |
点形状の半径。0に設定すると、点はレンダリングされません。 |
pointRotation |
Number/Number[] |
点の回転角度 (度単位)。 |
pointStyle |
String/String[]/Image/Image[] |
点のスタイル。 詳細... |
pointHitRadius |
Number/Number[] |
マウスオーバー検出のために点半径に追加される半径(ピクセル単位)。 |
pointHoverBackgroundColor |
Color/Color[] |
マウスオーバー時の点の背景色。 |
pointHoverBorderColor |
Color/Color[] |
マウスオーバー時の点の境界線の色。 |
pointHoverBorderWidth |
Number/Number[] |
マウスオーバー時の点の境界線の太さ。 |
pointHoverRadius |
Number/Number[] |
マウスオーバー時の点の半径。 |
pointStyle
点のスタイル。選択肢は次のとおりです。
- 'circle'
- 'cross'
- 'crossRot'
- 'dash'.
- 'line'
- 'rect'
- 'rectRounded'
- 'rectRot'
- 'star'
- 'triangle'
この設定が画像の場合、その画像はdrawImageを使用してキャンバスに描画されます。
設定オプション
他のチャートと異なり、レーダーチャートにはチャート固有のオプションはありません。
スケールオプション
レーダーチャートは単一のスケールのみをサポートします。 このスケールのオプションは、scale
プロパティで定義されています。
options = {
scale: {
// スケールを隠す。
display: false
}
};
デフォルトオプション
作成されるすべてのレーダーチャートに構成設定を適用したいと思うのが一般的です。レーダーチャートのグローバル設定は、Chart.defaults.radar
にあります。グローバルオプションを変更すると、変更後に作成されたチャートにのみ影響します。既存のグラフは変更されません。
データ構造
レーダーチャートのデータセットのdata
プロパティは数値の配列として指定されます。データ配列の各点は、x軸上の同じインデックスにあるラベルに対応します。
data: [20, 10]
レーダーチャートでは、各点の意味を示すために、グラフ各点の周りに表示される文字列の配列をlabels
へ渡すようにします。
data: {
labels: ['ランニング', 'スイミング', '食べる', 'サイクリング'],
datasets: [{
data: [20, 10, 4, 2]
}]
}