鶏頭図
鶏頭図(polar area chart)は円グラフと似ていますが、各弧の角度は同じです。弧の半径は値によって異なります。
この形式のグラフは、円グラフと同様にデータを比較する際に便利というだけでなく、値の規模を比較したい場合に便利です。
使用例
new Chart(ctx, {
data: data,
type: 'polarArea',
options: options
});
データセットのプロパティ
鶏頭図のデータセットには、当該のデータセットのオプションを設定するために、次のオプションを含めることができます。
Name | Type | Description |
---|---|---|
backgroundColor |
Color[] |
データセットの円弧の塗りつぶし色。色を参照してください。 |
borderColor |
Color[] |
データセットの円弧の境界線の色。色を参照してください。 |
borderWidth |
Number[] |
データセットの円弧の境界線の太さ。 |
hoverBackgroundColor |
Color[] |
マウスオーバー時の円弧の塗りつぶし色。 |
hoverBorderColor |
Color[] |
マウスオーバー時の境界線の色。 |
hoverBorderWidth |
Number[] |
マウスオーバー時の境界線の太さ。 |
設定オプション
鶏頭図に特化したカスタマイズオプションです。これらのオプションはグローバルチャートデフォルトオプションとマージされ、チャートのオプションを構成します。
名前 | 型 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|---|
startAngle |
Number |
-0.5 * Math.PI |
データセットの最初の項目の円弧を描画する開始角度。 |
animation.animateRotate |
Boolean |
true |
trueの場合、グラフは回転アニメーションをします。このプロパティはoptions.animation オブジェクトにあります。 |
animation.animateScale |
Boolean |
true |
trueの場合、中央から外側に向かってグラフが拡大するアニメーションをします。 |
デフォルトオプション
鶏頭図のオプションの初期値を変更することもできます。グローバルオプションChart.defaults.polarArea
を変更します。グローバルオプションを変更すると、変更後に作成されたチャートにのみ影響します。既存のグラフは変更されません。
たとえば、今後作成されるすべての鶏頭図で animateScale = false
と設定するには、次のようにします。
Chart.defaults.polarArea.animation.animateScale = false;
データ構造
鶏頭図の場合、データセットにはデータ点の配列が含まれている必要があります。 データ点は数値でなければならず、Chart.jsはすべての数値を合計し、それぞれの相対的な割合を計算します。
また、円弧ごとにツールチップが正しく表示されるように、ラベルの配列を指定する必要があります。
data = {
datasets: [{
data: [10, 20, 30]
}],
// このラベルは、凡例とツールチップに表示されます。
labels: [
'Red',
'Yellow',
'Blue'
]
};